右半身に力が入らない症状を治した方法
福井の整体、TKYカイロプラクティックの山口です。
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。
たまに、何だか身体の片側だけ力が入れにくいって感じたことってありませんか?
右脚は力が入るのに左脚に力が入れにくいとかそういう感じの症状です。そういうことがあっても気づいてない場合もありますが…
昨日ご来院になった方で右半身だけ力が入らない方がいました。
仰向けで、膝を伸ばしたまま片脚ずつ上に挙げてもらい、挙げた脚を私が上から押さえ込んで筋力テストをすると
左脚はビクともしないのに右脚だけ落ちてしまいます。
すると、本人が
「そういえば、雪かきしてる時に右手に力が入りにくいな~と思ってたんですよ」
と思い出してくれました。
他にも、関節の動きにくさや筋肉の痛みがないかをチェックしていくと
右肩に強めの圧痛(押さえると痛い)
左右の腰に突っ張り感
骨盤の動きがロック気味
肩関節の動きが硬い
など、ありました。
それを踏まえたうえでどこに問題があるのか検査していくと
右の錐体外路(すいたいがいろ)
分かりやすく言うと運動神経に問題があることが分かりました。
それと、頭蓋骨の左側頭骨の動きが息を吐くときにロックしてるのと、右鱗状縫合(耳のちょっと上にある頭蓋骨の
つなぎ目)にも反応が出たのですが、主原因は右の錐体外路ということが分かったので、左の側頭骨を調整した後に
錐体外路を調整し(時間にして30秒くらい)5分ほど休んでもらってから、最初の検査で出ていた全ての兆候を再検査。
右肩の圧痛は消失、右脚はガツンと力が入り、腰の突っ張り感も消失。骨盤も動くようになり肩もスムーズに上がる。
と、全てなくなってしまいました。
つまり、この方の右肩の痛みや骨盤の硬さや腰の突っ張り感、色んな症状の原因は右の錐体外路だけだったということです。
検査も含めて10分くらいで調整するとこがなくなってしまい、逆に困ってしまいました(笑)
でも、時間が余ったからといって、やらなくていい揉みほぐしなどをすると反って身体は壊れていくので、あとは、けんこう枕で5分ほど休んでもらいながら、日常生活での注意点などを色々とアドバイスして終了。
リラクゼーションと治療は全く別物なので、気持ちよさと癒しだけが目的の人には当院は向いてません。
ただ、筋肉そのものに問題があってほぐす必要がある場合は、ちゃんと筋肉にアプローチしますよ。
ではまた!
※自律神経整体は医療ではありません。
※検査結果は、あくまで筋力検査での反応です。
※まずは医師にご相談ください。